「余興は終わりだ。いまの役者たちは、さっきも言ったように、みな妖精だ、そしてもう空気に融けてしまった、希薄な空気に。」
「我々は夢と同じ糸で織りあげられている。ささやかな一生をしめくくるのは眠りなのだ。」
エリー・グリフィスが引用したテンペスト。
テンペストは以前読んだけれど、こんなセリフがあることに気づかなかった。もう一度読んでも、きっと気づかない。