Tuesday, June 30, 2020

暇なのに睡眠時間が短い。

Monday, June 29, 2020

同じ川を流れて行くふたり。

Sunday, June 28, 2020

「もう誰も帰って来ないような気がします。」

Saturday, June 27, 2020

良い夢も、悪い夢も、同じ柔らかい光の下に。

Friday, June 26, 2020

コーヒーカップには撫ぜてはいけない場所がない。

Thursday, June 25, 2020

Wednesday, June 24, 2020

ハイターで 茶渋おとした 死びとの湯呑み

Tuesday, June 23, 2020

Monday, June 22, 2020

本物の海なんて見たことないままでも良かったかもしれないと思う。

Sunday, June 21, 2020

夫のスマホがやけに頻繁に鳴ると思っていたら、知らない間に一か月1200円の天気予報サービスを購入していたという。

Saturday, June 20, 2020

昨日はブランコに近づけるのは長靴をはいた人だけだった。

Friday, June 19, 2020

飛べない蝶々だと思え 紫陽花のはなびら

Wednesday, June 17, 2020

奇跡のショット

赤い靴下と赤い薔薇。どういう脱ぎ方をしたのかおぼえていない。

Tuesday, June 16, 2020

雨だとわかっていても花は咲く。

Monday, June 15, 2020

古い家に住む人は雨の夜は漏電の心配で眠れない。私はもう大丈夫なのだと自分に言い聞かせたが駄目だった。

Sunday, June 14, 2020

白い紙で包まれたクチナシはいらない。香水臭い下着みたい。

Saturday, June 13, 2020

紙コップから花束へ。

Friday, June 12, 2020

昨日、雨の中で撮った写真がすべてムービーになってしまった。クローバーの種子はオクラに似て槍の形だという証拠写真になるはずだった。

Thursday, June 11, 2020

窓の外の通行人の人々がおしゃべりに飢えているみたい。道路工事のおじさんに年齢をたずねている人もいる。

Wednesday, June 10, 2020

窓の外の道路で高齢女性たちが10万円の給付金の使いみちについて話しているのが聞こえた。あれが欲しい、これが食べたいと散々しゃべった後で、そんなことより交通事故に気を付けましょうね、あれが一番怖いわよという結論に達していた。

Tuesday, June 9, 2020

リボン10メートル。平面的距離感。

Monday, June 8, 2020

縄ばしごと網を壁にかけてみた。脱獄的な感じになった。

Sunday, June 7, 2020

来年の今頃がどんな感じかチラッとでいいから見せて欲しい、コマーシャル抜きで。

Saturday, June 6, 2020

指先消毒シートをもらった。2センチ幅5センチの長さ。

Friday, June 5, 2020

白鳥の 羽の散りゆく 5月の芍薬

Thursday, June 4, 2020

電話でしゃべった分は機械との会話ということにしたい。

Wednesday, June 3, 2020

この2カ月、言葉よりも多く液体が喉を通過した。

Tuesday, June 2, 2020

目薬はずいぶん遠くまで届く、喉の奥まで。

Monday, June 1, 2020

芍薬が花屋さんで売られるのはほんの数日。私は一昨日間に合いました。散々迷って白。