紅茶茶碗から花の幽霊も出てくる。

 普通の散歩、普通のお茶。

 乾燥彼岸花、じゃないかもしれない。

入っちゃダメなのか、出ちゃダメなのか、全ては猫のためなのか。
 

 すすきに言わせれば、月の光にも栄養はある。

夜に描いた絵だけど、太陽をいっぱい吸っている。
 

 暖かい秋の日射しをたくさん浴びて、生き返りそうになっている縫いぐるみ。

日日草の本名を検索した。日日草の本名は日日草だった。私の父が散歩中に勝手に作ったあだ名ではなかった。

風景を描かない原因の一つに、風景は机の上に置けないというのがあると思う。まだ諦めてないけど。絵は昨日のつづき。
 

「靴の中の花瓶」。
 

1980年代に感じていた色が形になってうれしい。
 

触らなくても知っている薔薇の手触り。

バラとケイトウは 絹とビロードくらい違うから飽きない。

 先週は赤とピンクとオレンジの薔薇的な花を買った。今週は赤とピンクとオレンジの鶏頭を買った。

よしっ！
 

 「その花は腐りやすいですよ。」と花屋さんで言われた。魚屋さんや肉屋さんは言わないセリフだなと思った。

 靴があって、花があって、その途中にあるはずの指輪と体がない。

 もう使わない物は長もちする、花屋さんでもらった紙とか。

3日で留め金が壊れた安い靴。
 

2年で画像が消えるインスタントカメラ。それでもワクチンよりは長もち。
 

 ああ、ワクチン2回目が今日だった。これが終わって、熱が下がったら秋ということにする。

 台所で大量にローズマリーを使った。なぜか台所が美容院の匂いになった。