Saturday, October 31, 2020


 コラージュで作った「パーチェリーナさん」。雑誌から切り抜いたイクラのせフランスパンの串揚げがお顔。

Friday, October 30, 2020


 「また生えてくるんです。モールでできた体のパーツは。」

Thursday, October 29, 2020


 造花の葉も花瓶に挿す時は少し切り落とすのだろうか。

Wednesday, October 28, 2020

 スチューベン、漢字で書けそうな名前の葡萄。

Tuesday, October 27, 2020

世の中を「あるもの」と「ないもの」に分類するならば、葡萄は種のまわりが酸っぱいという意見は、正しいにも関わらず「ないもの」の側のような気がする。
 

Monday, October 26, 2020


 卒塔婆に書いてある寂しいという漢字の意味は知りたくない。

Sunday, October 25, 2020


 じゃがいもを描く時は、じゃがいもがあるということを描こうとする。

Saturday, October 24, 2020


 もうケーキがないということが美しい。

Thursday, October 22, 2020

 月は平面であってほしいと願う文化圏で生きている。

Wednesday, October 21, 2020

 「裏表のあるクッキーのことをどうおもう?」 

Tuesday, October 20, 2020


 シュークリーム内部に星を発見。

Monday, October 19, 2020

 ラジオで流れる歌のひとかけらくらいは飛ぶ鳥に届いているかしら。

Sunday, October 18, 2020


 枯葉じゃない。漫画のページを駅のベンチに落としていったひとがいる。

Saturday, October 17, 2020

 秋は何度来ても楽しい。自分の誕生日よりも秋の誕生日をお祝いしたいくらい。

Friday, October 16, 2020

 昔、自分で自分に飽きちゃったという人に会ったことがある。自己嫌悪とは違うみたいだった。

Thursday, October 15, 2020

Wednesday, October 14, 2020


 マスクにはどうしても下着感を感じる。

Tuesday, October 13, 2020

 魂を吸い取る時の作法で葡萄を食べる。

Monday, October 12, 2020


 円や三角、雨でも消えないということはペンキで書いてあるのか。

Sunday, October 11, 2020

 歩く速度でものを考えるというのは実は速すぎるのではないだろうか。

Saturday, October 10, 2020


 散歩の途中でよく見るウィンドウ、首から上がないことに長らく気付かなかった。

Friday, October 9, 2020

 頭上と足元に葉の音が混じる雨の中を歩きながら色々と考える。家に帰って、何も考えなくなってから、ああハーブティについて考えれば良かったと思う。

Thursday, October 8, 2020


 ペットと野生動物で、どれくらい足の裏の固さが違うか考える。

Wednesday, October 7, 2020

 肉球にギターだこ。

Tuesday, October 6, 2020

Monday, October 5, 2020


 コンサート会場に工業用ミシンが紛れ込んで、観客が何人も犠牲となった。

Sunday, October 4, 2020


 耳から入ってきた音楽が絵に変わることが無いと言えば無いし、あると言えばある。

Saturday, October 3, 2020


 昨日の夜、火星が黄色かったのは月のせいかしら。

Friday, October 2, 2020


 興味のない映画の看板の前に突っ立っているような毎日。

Thursday, October 1, 2020

 ポケットの中が空っぽになっても、まだ絵を描く。