Monday, May 31, 2021

 勉強のために買った本を自分の心を慰めるためにめくる。

Sunday, May 30, 2021

どこに流れて消えたイタリアの薔薇の色。
 

Saturday, May 29, 2021


 色褪せた血の色、イギリスの薔薇。

Friday, May 28, 2021

枯れた花の美しさ、和薔薇。


 

Thursday, May 27, 2021


 やめた、やめた、やっぱり今週は赤は無理。

Wednesday, May 26, 2021

 5年に一度くらい、持っている洋服がどれも似合わなくなる。絵の具でも同じようなことが起こる。得意なはずの色が使えなくなる。自分で勝手に決めてしまい微調整を怠けたせいなのか、本当に突然変化の時が来るのか、よくわからない。

Tuesday, May 25, 2021

今月限定で、青、青、青。
 

Monday, May 24, 2021

 絵を描いている時に目の前に花があると、自分が何色の花が描きたいのかわからなくなるのだ。

Sunday, May 23, 2021

曇り空の日に、赤い花の絵を青く塗りつぶすというのはみんながやっていることだ。
 

Saturday, May 22, 2021

持ち歩いているうちに崩れたケーキは割と好き。 

Friday, May 21, 2021

手が何本あってもたりない行動様式。
 

Thursday, May 20, 2021

 雨の日に花を買うひとには手が3本ある。

Wednesday, May 19, 2021


色の 区別のつかない信号機。

Tuesday, May 18, 2021

 ベランダの泥水を吸った雑巾みたいにしょぼくれている。欲望には形があって、希望には形が無い。どちらも無垢でありますように。

Monday, May 17, 2021


 毎日同じ絵を描いているわけではない、たぶん。

Sunday, May 16, 2021


 何を描きたいのかわからなくなってからも修正は続く。

Saturday, May 15, 2021

 あまり好きでない歌も私の気持ちを叫んでる。

Friday, May 14, 2021

火が 消えたばかりのロウソクの匂い。

Thursday, May 13, 2021

うさぎさん。

 

Wednesday, May 12, 2021

ちぎれないように長く削った鉛筆の皮、カーネーションの花びらのふち。
 

Tuesday, May 11, 2021

 ひろげられたエプロンの

膝の上の坂道の

杏が転がる白い布。

Monday, May 10, 2021


 コーラの泡は赤いほうが良いような気がする。

Sunday, May 9, 2021

 きれいな色の飲み物と言えばミントやベリーであることが多い。ミルクの白の美しさに優劣はないのか。

Saturday, May 8, 2021

鳥でも魚でも、どちらでもいいです。
 

Friday, May 7, 2021

とりあえず朝の飲み物にはミルクを入れる。
 

Thursday, May 6, 2021

コーヒーで心にふたをして。
 

Wednesday, May 5, 2021

現実は刺激が強すぎてツマラナイ、何もかも。
 

Tuesday, May 4, 2021

空にたまった水が落ちてくる、ただそれだけの雨。最近そういうのが多かった。
 

Monday, May 3, 2021

 知らない果物も皮をむけばオレンジの香り。

そろそろどこかに帰りたい、知らないところに帰りたい。

Sunday, May 2, 2021

メロディがいいと憶えたくない歌も憶えてしまう。
 

Saturday, May 1, 2021

「 五月ついたちにんにくの黄なる花咲く頃なれば」

「西のクインの手に持てる黄なる小花ぞゆかしけれ」

北原白秋の詩の一部分。

うろおぼえなのだが毎年頭に浮かぶ同じ歌。