Monday, November 30, 2020


 赤絵具君が指人形になるのは中身を全部しぼりきってから。

Sunday, November 29, 2020

 もし未来がなかったとしても、今日一日は永遠に優しく。

Saturday, November 28, 2020

真剣に考えないでほしい。生きてる指人形があったら指輪をはめるのに便利かもしれないと一瞬思っただけである。
 

Friday, November 27, 2020

実話


 昨日の焦げたお餅。上に海苔がのっているわけではなくプレーンで。

Thursday, November 26, 2020


 指人形として生きるためにズボンを脱いだひと。

Wednesday, November 25, 2020


 何度でも同じ失敗を繰り返して傷つきたい。

Tuesday, November 24, 2020

 バスルームでは同じ失敗を繰り返さないからつまらない。浴槽がベタベタになるバスオイルも床に落とすと割れる陶器のソープトレイももう買わない。

Monday, November 23, 2020


  衝動買いしたスパイスに比べれば、可愛いだけの食器の罪なんてそう重くはない。

Sunday, November 22, 2020


 買った時には大スターだった調理用具。

Saturday, November 21, 2020

 固い糊に水を混ぜてレンジにかけている時、料理上手な気分になった。

Friday, November 20, 2020


 卵大臣を雑誌から切り抜いた。卵大臣の焼きそば時代。

Thursday, November 19, 2020


 つい最近まで立体になる予定だった卵大臣たち。

Wednesday, November 18, 2020


 卵会議。

おもにコラージュ。

Tuesday, November 17, 2020


 夜の家の中でおきることしか知らないまま、こんなにたくさん絵を描いてきたなんて。

Monday, November 16, 2020

 早起きが贅沢なのか、朝寝坊が贅沢なのか。

Sunday, November 15, 2020

 朝起きて台所で、きのうの晩に一杯しか飲まなかったティーバッグを見つけた。

Saturday, November 14, 2020

 この7カ月でヘッドホンを2つと耳栓とイヤーマフを買った。工事の音には慣れてきたけれど、窓の外のプライベートすぎる会話をスルーしようと努力するのに疲れた。特に朝6時頃の立ち話の赤裸々さ。

Friday, November 13, 2020


 湯気は描く、秋の夜の主人公だから。

Thursday, November 12, 2020


 アイスクリームも冷凍庫の霜に覆われる前に片づけなければならない。

Wednesday, November 11, 2020

 「鶏頭と金魚草の花束」を10日ほど前に西荻窪駅の紀ノ国屋で見た。すごい取り合わせ。

Tuesday, November 10, 2020

 影なのか本物なのか、空にのびる黒い枯れ枝。

Monday, November 9, 2020

 

秋を冷蔵庫に入れれば冬になる。

Sunday, November 8, 2020

 死んだ母がまだ生きていた頃、台所にジャガイモと人参と玉ねぎがあると安心すると言っていた。そんなに加熱に時間がかかる野菜ばかりだったら大変だなと私は思った。

Saturday, November 7, 2020

Friday, November 6, 2020


 油を吸った小麦粉やジャガイモの匂い。

Thursday, November 5, 2020

 パセリのドライフラワーが咲くのは冷蔵庫の野菜室。

Wednesday, November 4, 2020


 長い題名の絵を描いた。「ジャガイモは水から茹でるということも忘れてしまったお母さんと沸騰する鍋。」

Tuesday, November 3, 2020

 8か月ぶりに外で夕飯を食べた。家でも作れる物を外で注文すると勉強になる。ジャガイモのクミン炒めに感動した。

Monday, November 2, 2020


 これ私が作ったんだったら良かったのにと思う物があったら買う。

Sunday, November 1, 2020

 歌うよりも口笛を吹くほうが心にゆとりが必要だったりするが、絵と工作もそういう関係。