「茶色いのにチョコレートの味がしないよ。色と味が違うのは困るんだ。」
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- 「茶色いのにチョコレートの味がしないよ。色と味が違うのは困るんだ。」
- テーブルクロスをひろげる人。お菓子の幽霊たちと一緒に暮らしている。
- いちごジャムのスプーンが金属の味だけになっても、まだおいしい。
- 散歩から帰ってきて、家の中がおいしそうな匂いがすることがある。ああそうか、出かける前に使ったアイロ...
- あっという間に葉っぱがでてきた。緑色を作るってそんなに簡単なのか。
- もうすぐ倒れる人たち。
- ある日母がペンチと金属片を持って立っていて、15分くらいでクッキーの型を作ってしまった。私はただ驚...
- こけし化した 私の母。母のことはよく知らないから気楽に書いてしまう。特に親しかったわけでもないし。
- 一年に一度は、もう捨てようかなと思う母の遺品のこけし箱。
- こけしブーツ。
- 「最近はこけしの美容師さんをしているの。」
- 地面に足をおろすことがないまま天国にやって来たものの中に、水栽培のクロッカスがいた。
- この春も、しばらくしたら返してくれと言われるだろう。やっぱり間違いでした、今年も直接夏のほうに向か...
- 大発明かもしれないと思った2本の指がはいる指輪。
- 小さなアイディアが泡のように無数に消えていく。コーラやシャンペンの気持ちが私にはわかる。
- メモ２。洗面器に家をしずめている人。
- 冬のあいだに思いついたけれど描かなかった絵のメモを整理中。「右の手袋を持っている左手」。黄色と茶色...
- 指が色鉛筆の人が爪を切っているところ。
- 「涙が止まらないなら絆創膏を貼ってみたらどう？まつ毛は全部抜けるけど。」
- 「私が死んだあと、靴を5足も持って行ったでしょう。家に帰るまでサイズが違うことに気づかなかったでし...
- 「私はもう死んじゃったからあなたのお母さんじゃないし、意地悪はしないわ。郵便受けにチョコレート入れ...
- 「あなたまさか私を割るの？」と母が言う。
- 気が重いけれど父と同じ顔の卵を割ってみる。
- 「自分が単純な材料でできているって知っているって楽しいね。」
- 「自分が何色の絵具で描かれているのか知る権利があると思う。」
- 角砂糖だって、理由もなく溶けていく。
- 3月の水たまり、空もうつさず。
- ピクトグラムを書き写してわかった。「外は明るいぞ」という設定なのだ、足元の影を見るかぎり。
- うちの洗濯物はエマージェンシーな感じ。
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About Me
- 東の窓east window
- 段々ページの増えていく不思議な本とし楽しんでいただけたら… Je serais heureuse si vous pouviez lire ce blog comme un livre fantasque dont les pages s'augmentent au fur et a mesure.