Saturday, May 6, 2023

顔のない可愛い人形を買った。商品名は「ゴザ編み器具」だった。
 

Friday, May 5, 2023

海苔屋さんのシールを顔に貼って誤魔化す。
 

Thursday, May 4, 2023

いろんな所で行列している人たちの顔を描くのが億劫だ。
 

Wednesday, May 3, 2023


 ガチャの丸い空き容器を入れる網。

Tuesday, May 2, 2023


 東京らしい場所といえば高田馬場駅前の二つ並んだ郵便ポスト。無意味に迷う。

Monday, May 1, 2023


 夢の中の生き物たちが現実の世界を見に来たいと言う。

Sunday, April 30, 2023

 旅行に行きたかったのか。チキンラーメンにトマトとパイナップルを入れた。

Saturday, April 29, 2023


 ウズベキスタン菓子を高田馬場で買って、干しブドウの入ったピラフを作って、美味しいのか美味しくないのかよくわからない。

Friday, April 28, 2023


 妄想と過去は同じ味。

Thursday, April 27, 2023

 缶の味のする缶ビールは悪くないと思う。瓶ビールだって瓶の味はする。

Wednesday, April 26, 2023


 筋肉がないからちからこぶができない人。

Tuesday, April 25, 2023


 ずーっと前に作った「丸くなる魚」。

Monday, April 24, 2023

 普段は猫背なのに、眠る時はなぜかまっすぐになる。抜け感の追求のためにも、暇な時にはもっと丸くなれたらなあ、猫くらい。

Sunday, April 23, 2023

ボンヤリしているのにのんびりしていない。
 

Saturday, April 22, 2023


 コーヒーにミルクを入れ続けるひと。

Friday, April 21, 2023

影が中途半端に頑張っているところ。
 

Thursday, April 20, 2023

 夜と昼が混ざってしまうこの感じは不眠症ではないと思う。不眠症の時は、もうすぐ朝だ朝だと何百回も思う。

Wednesday, April 19, 2023

夢遊病のひとも眠る。
 

Tuesday, April 18, 2023

 朝6時から起きてることを3回くらいは自慢する。

Monday, April 17, 2023


 「眠っている人って、何を考えているかわからないね。」

Sunday, April 16, 2023

 黄色い花は消しゴムを貸してくれるような同級生。

Saturday, April 15, 2023


 なれなれしいような低い空。

Friday, April 14, 2023

 触ったわけじゃないけど、靴の裏まで暖かい。

Thursday, April 13, 2023


 「ひなたの匂いをなめると叱られるよ、ウサギの背中でも洗濯物でも。」

Wednesday, April 12, 2023

 現実を生きる気のない春の風。

Tuesday, April 11, 2023


 虹より素早い流れ星。

Monday, April 10, 2023

 野原に寝そべれば、空は真上にやって来る。

Sunday, April 9, 2023

 ダイヤの乱れ、ダイヤモンド、副都心線。

Saturday, April 8, 2023


 バラバラの薔薇薔薇。

Friday, April 7, 2023

どんな薔薇でもドライフラワーになるわけじゃない。
 

Thursday, April 6, 2023

猫背、なで肩、薔薇の花。
 

Wednesday, April 5, 2023

寝室に朝は必要ないという方針のデコレーション。
 

Tuesday, April 4, 2023


 動物の巣と人間の家は違うと母にお説教されたことがある。私は巣に住む人間だということをうまく説明できなかった。

Monday, April 3, 2023

 マルセイユ 黄色い、虫食いのアザラシの歯列。歯と歯の隙間から、塩っからい水が流れ出る。

  ヴァルター・ベンヤミンの「マルセイユ」の冒頭。

Sunday, April 2, 2023

 擬音をたくさん使って水を飲む。

Saturday, April 1, 2023


コーヒーカップとして使えそうなズボン。 

Friday, March 31, 2023

 冬の間はぬいぐるみが年をとらない。

Thursday, March 30, 2023

 昨日の雨でスニーカーにはり付いた桜の花びら、昨日のうちに取ればよかった。

Wednesday, March 29, 2023


 心は紫色だとレモンが言う。それでこんなに酸っぱいのかとみんなが納得する。

Tuesday, March 28, 2023


 「足の裏で月を絞るひとがいるから空っていやなんだ。」

Monday, March 27, 2023


 星空の星に混じったレモンを駆除する。

Sunday, March 26, 2023


 ピンクの素麺より珍しい赤い画鋲。

Saturday, March 25, 2023


 画鋲はサボテンと同じくらい足が細い。

Friday, March 24, 2023

 手足が細い生き物を描くのは面倒だという人はたくさんいると思う。そういう人たちの描いた絵を集めて展覧会が開かれたら、ぜひ観に行きたい。

Thursday, March 23, 2023

Wednesday, March 22, 2023

 ボウフラ、ティンカーベル。

Tuesday, March 21, 2023


 コップの中の水平線、その2。辻褄の合わないことを無理に説明しなくてもいいのにね。

Monday, March 20, 2023


 コップの中の水平線の説明模型。

Sunday, March 19, 2023

 コップの中に水平線がある。これは水平線と呼んで良いのか。

Saturday, March 18, 2023


 不安や心細さは青い空に投影したほうがキレイ。

Friday, March 17, 2023


 帰り道のために、どれくらい余力を残せばいいんだろう。

Thursday, March 16, 2023

特に行きたいとは思わない場所への案内図。
 

Wednesday, March 15, 2023

 春の一句

山菜の 産毛浮かべた 洗い桶


Tuesday, March 14, 2023


 この絵はもうこれでいいやと思う頃、物語性は抜け落ちている。

Monday, March 13, 2023

耳を履くうさちゃん。
 

Sunday, March 12, 2023


 うさちゃん、お耳なくしちゃったの?かわりは靴下でいい?

Saturday, March 11, 2023


急いでいないほうの風の音。

Friday, March 10, 2023

 ひかりが足りない白い空。

Thursday, March 9, 2023

「今を生きる」を毛嫌いしなくてもいいような気がしてきた。春があって、風が吹いて、私はいない。いい感じ。
 

Wednesday, March 8, 2023

どうしても、お葬式の匂いしか思い出せない。
 

Tuesday, March 7, 2023

 テレビのリモコンのスイッチをオンにしたら、テレビじゃなくてエアコンがついた(ような気がする)。

Monday, March 6, 2023

造花も春がうれしい。
 

Sunday, March 5, 2023


 手のひらを貫通する緑の光線。

Saturday, March 4, 2023

 風が吹くたびに、春はずいぶん寒いところから来るんだなあと思う。

Friday, March 3, 2023


 マチスが好きな人から絵葉書をもらった。あの人はこれが好きなんだと思って見るとすごくいい。

Thursday, March 2, 2023

 夢の中でパーティーの招待状をもらった。日付けは忘れてしまった。万年筆で書かれた文字が雨でにじまないように、ビニール袋に入れてあったのに。

Wednesday, March 1, 2023

無口なひとはリンゴもおなかで食べる。
 

Tuesday, February 28, 2023


りんごは 意外とルームフレグランス。

Monday, February 27, 2023


 一本だけツノが生えているひと。

Sunday, February 26, 2023

 寒くてポケットから手を出せない日に、空っぽのポケットはつまらないなあと思う。

Saturday, February 25, 2023

小銭が欲しくてキオスクでガムを買うひとってまだいるのかなあ。 

Friday, February 24, 2023


 飴の包み紙もとっておくことにした。100枚たまったら、好きな50枚を残して、あとは捨てようと思う。飴はめったに食べないから何年もかかると思う。久しぶりの遠大な計画だ。

Thursday, February 23, 2023

よくあることだと言いながら、月はどこにでもあらわれる。
 

Wednesday, February 22, 2023

着ているセーターの袖口をのばして、鍋つかみとして使うのはいつものことである。でも、つかむものがグラタンだった場合に、セーターの袖口が油になってしまうのは、いつものことなのか、突発的な事故なのか。

Tuesday, February 21, 2023

 寒い日に窓の外の散歩の犬の数が減るのは、いつものことであるような、例外的なことであるような。

Monday, February 20, 2023

いくら捨ててもまた描きたくなる3本手のあるひと。