Thursday, April 8, 2021


 こけしも天使の仲間にいれてあげる。

Wednesday, April 7, 2021


 天使とか、新聞紙とか。風の中で重力があるのかないのか、ゆっくりと。

Tuesday, April 6, 2021


 天使は目が悪い。おおざっぱで、笑い声も大きい。私の考えているような人じゃない。

Monday, April 5, 2021


 区の子供ギャラリーに飾ってあったクラゲのオブジェ。センスがいいなあ。

Sunday, April 4, 2021


 記憶の境界線より向こうにある過去を見ながら歩く。

Saturday, April 3, 2021


 ちぎった新聞紙、レディーボーデンの容器、そんなに昔ではない古代。

Friday, April 2, 2021


 新聞紙をちぎるとパピルスとか古代の感じが出るような気がする。

Thursday, April 1, 2021


 博物館では「古代エジプト文明」の部屋が一番好きだという人たちがいる。その人たちのそういう気持ちを想像しながら絵を描くと楽しいが、本当のところは私にはわからない。

Wednesday, March 31, 2021

 「茶色いのにチョコレートの味がしないよ。色と味が違うのは困るんだ。」

Tuesday, March 30, 2021


 テーブルクロスをひろげる人。お菓子の幽霊たちと一緒に暮らしている。

Monday, March 29, 2021

 いちごジャムのスプーンが金属の味だけになっても、まだおいしい。

Sunday, March 28, 2021

 散歩から帰ってきて、家の中がおいしそうな匂いがすることがある。ああそうか、出かける前に使ったアイロンの匂いだと気づくのに5秒くらいかかる。トースターからパンの匂いを引いた感じ。

Saturday, March 27, 2021


 あっという間に葉っぱがでてきた。緑色を作るってそんなに簡単なのか。

Friday, March 26, 2021


 もうすぐ倒れる人たち。

Thursday, March 25, 2021

 ある日母がペンチと金属片を持って立っていて、15分くらいでクッキーの型を作ってしまった。私はただ驚いて見ていた。そんなことくらいしかおぼえていない。

Wednesday, March 24, 2021


こけし化した 私の母。

母のことはよく知らないから気楽に書いてしまう。特に親しかったわけでもないし。

Tuesday, March 23, 2021



 一年に一度は、もう捨てようかなと思う母の遺品のこけし箱。

Monday, March 22, 2021


 こけしブーツ。

Sunday, March 21, 2021


 「最近はこけしの美容師さんをしているの。」

Saturday, March 20, 2021

 地面に足をおろすことがないまま天国にやって来たものの中に、水栽培のクロッカスがいた。

Friday, March 19, 2021

 この春も、しばらくしたら返してくれと言われるだろう。やっぱり間違いでした、今年も直接夏のほうに向かってくださいと。

Thursday, March 18, 2021

Wednesday, March 17, 2021


 大発明かもしれないと思った2本の指がはいる指輪。

Tuesday, March 16, 2021


 小さなアイディアが泡のように無数に消えていく。コーラやシャンペンの気持ちが私にはわかる。

Monday, March 15, 2021


 メモ2。洗面器に家をしずめている人。

Sunday, March 14, 2021


 冬のあいだに思いついたけれど描かなかった絵のメモを整理中。

「右の手袋を持っている左手」。黄色と茶色で描いたらドラマチックだろうなと思った。

Friday, March 12, 2021


 指が色鉛筆の人が爪を切っているところ。


 

Thursday, March 11, 2021

 「涙が止まらないなら絆創膏を貼ってみたらどう?まつ毛は全部抜けるけど。」

Wednesday, March 10, 2021

 「私が死んだあと、靴を5足も持って行ったでしょう。家に帰るまでサイズが違うことに気づかなかったでしょう。あなたって本当に馬鹿よね。」

Tuesday, March 9, 2021


 「私はもう死んじゃったからあなたのお母さんじゃないし、意地悪はしないわ。郵便受けにチョコレート入れとくわね。」

Monday, March 8, 2021


 「あなたまさか私を割るの?」と母が言う。

Sunday, March 7, 2021


 気が重いけれど父と同じ顔の卵を割ってみる。

Saturday, March 6, 2021


 「自分が単純な材料でできているって知っているって楽しいね。」

Friday, March 5, 2021


 「自分が何色の絵具で描かれているのか知る権利があると思う。」

Thursday, March 4, 2021

 角砂糖だって、理由もなく溶けていく。

Wednesday, March 3, 2021

 3月の水たまり、空もうつさず。

Tuesday, March 2, 2021


 ピクトグラムを書き写してわかった。「外は明るいぞ」という設定なのだ、足元の影を見るかぎり。

Monday, March 1, 2021


 うちの洗濯物はエマージェンシーな感じ。

Sunday, February 28, 2021


他の人たちは 寝室の防災グッズ置き場にどんな絵を飾っているだろう。

Saturday, February 27, 2021


 絵を描き上げたら片づけます。

Friday, February 26, 2021


 懐中電灯レベルのチューリップなんて描けるだろうか。

Thursday, February 25, 2021


 そうだ、非常用のチューリップを描こう。

Wednesday, February 24, 2021

Tuesday, February 23, 2021

 

夜だから月が見えるのか、暗いから月が見えるのか。

Monday, February 22, 2021

 午前3時、夜に戻れず朝に進めず。

Sunday, February 21, 2021


 あ、袖口が両方とも左手用。

Saturday, February 20, 2021

 「人間の裏側って背中らしいよ。おかしいね。」亀の意見。

Friday, February 19, 2021


 雪だったらいくらでも食べていいよと言ったけれども、もう手が冷たい人。

Thursday, February 18, 2021

 あの子は天国に来るような子じゃないから放っておけばいいさと天使たちが歌う。

Wednesday, February 17, 2021


「 やっぱりシールも食べるんだね。」

Tuesday, February 16, 2021


 あんまりすんなり欲望が満たされてしまうと拍子抜け。

Monday, February 15, 2021


 鳥の背中にシールが貼りたいという絵。

Sunday, February 14, 2021


 ちょっと遅いけれど今年の目標を考えた。

「夢の中でも幸せに。」

Saturday, February 13, 2021


 夢の中で大好きなギタリストと同じ電車に乗っていた。私はマスクをしていなかったので近づけなかった。

Friday, February 12, 2021

 おしゃれな決心をした。

「カレーに肉は入れない。」

Thursday, February 11, 2021


 昨日買ったルシア・ベルリンの短編集がもう汚れている。

「私の騎手」というたった2ページの短編がすごい、すごい、すごい。

Wednesday, February 10, 2021

 台所でタイマーをかけた鍋の隣で本を読むのは一番楽しい読書法であると思う。

Tuesday, February 9, 2021


 もう咲かないね、去年の水仙。倒れないように紐で縛ったのは余計なお世話でした。

Monday, February 8, 2021


 今の私の最大出力。楽しい。

Sunday, February 7, 2021


 左側に窓があるということをメモしておいたほうがいいのかなあ。


Saturday, February 6, 2021


 動けないというのは見せかけで、光のほうばかり向くヒヤシンス。

Friday, February 5, 2021


 この場合アイラインも植物。

Thursday, February 4, 2021

 髪の毛は植物のように伸びる。桃やリンゴが実ると肩がこる。

Wednesday, February 3, 2021


 地下鉄の駅に飾ってあるバッハのカツラ。トイレットペーパーの芯でできている。

Tuesday, February 2, 2021

 怖い夢をみた。美容院でBGMがうるさくて美容師さんと話が通じない。

Monday, February 1, 2021


 「気前よく、気前よく絵を描こう。」